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「農福連携」の勉強の一環で、農場の見学に行ってきました!

2021.06.26

お知らせ

皆さんこんにちは!精神保健福祉科です。

本学科では、今年度よりカリキュラムが新しくなり、「フィールドワークコース」が新設されました。
そのことに伴い、「農福連携(※詳しくは過去の記事参照!)」の勉強を進めています。

その勉強の一環として、今回1年生が実際の農家さんにお邪魔し、農作業の一部を体験させていただきました!
今回お邪魔したのは札幌市北区にある「吉岡農園」さんです。

 

 

【吉岡農園の代表の吉岡さん(手前)とその奥様(奥)】

吉岡さんはご自分で農業をされている以外にも、これから農業をしたいという方々に指導もされている方です。
今回は、簡単な農作業の一部を体験させていただくとともに、農業の実際について収穫から流通、販売等についてもお話しいただきました。

 

 

【収穫したミニトマトをタオルで拭く学生たち】

我々がお邪魔する直前に、吉岡さんがミニトマトを収穫してくれていました。
収穫直後のミニトマトは、自身の免疫のために刺激的な液が表面に付着しているそうで、それをタオルで拭くことが必要だそうです。

 

 

【丁寧かつ慎重に拭いている学生】

 

 

【拭き終わったミニトマトを規定の重さに量ります】

次に、ミニトマトを規定の重さになるように上手く調整します。
一つ一つの重さが全く同じなわけではないので、機械的に同じ個数を載せても重さがそろうわけではありません。
意外と難しい作業でした。

 

 

【規定の重さになったら、パックに詰めます】

美味しそうに見えるようにパックに詰めます。センスを要しますね。

 

 

【パックにミニトマトを詰めたら、シールを貼っていきます】

このシールもまっすぐに貼るのに苦労します。

 

 

【出荷できる状態になったミニトマト】

普段、何気なくお店に並んでいる野菜を見ていましたが、そこに辿り着くまでに数々の工程があり、農家さんの苦労や工夫があることが分かりました。作業工程が多いということは、逆に言うと、人それぞれの「得意不得意」によって、それぞれの作業を分担することで、全体的な作業効率を上げることができる可能性があります。
色々な人の「得意」な部分の力を発揮してもらえるように調整していくのが福祉専門職の役割です。
そういった観点からも、今回体験させていただいたことは、学生にとって非常に良い経験になりました。
またコロナ禍により、入学直後からオンラインによるリモート授業が続いていた1年生にとっては、単純に楽しい一日ともなったようです。
土に触れる(厳密にはトマト?)のは良いことですね。
この度は、暖かく体験等を迎え入れてくれた吉岡さん、本当にありがとうございました!