皆さんこんにちは! 精神保健福祉科です。
去る5月12日、「一般社団法人れんけい」の理事である大泉浩一先生にお越しいただき、特別講義「農福連携の意義について」を行っていただきました。
「農福連携」とは、障害者等が農業分野で活躍することで、自信を回復し、社会で自己実現をしていく取り組みのことです。
人手不足の農業分野と、障害者の働く場所を多く見つけたい福祉分野がwin-winの関係になれる取り組みとして全国で注目されている取り組みです。
課題の一つとして、福祉業界の人と農業業界の人が互いの分野のことが分からず、連携が難しい面があるということがあります。
大泉先生は、そんな福祉業界と農業業界を繋げたり、障害者が作った農作物の販売場所を確保するなどの仕事を通して、「農福連携」を支援し、その結果、地域が盛り上がっていくことを目指して活動していらっしゃいます。
そのご経験から、福祉専門職を目指す1年生にご講義をいただきました。
今回の特別講義では、福祉職として「福祉のこと」だけを見るのではなく、そもそも「働くとは」「お金を稼ぐとは」等についても考えを深めることができる内容でした。
学生たちにとって、より広い視点を持つきっかけとなる講義となりました。
大泉先生、オンライン授業というやりづらい環境の中、誠にありがとうございました。
「農福連携」についての特別講義を行いました!
2021.05.13
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